ボランティア研修修了式

9カ月間勉強した受講生に修了証

 別府市上平田のNPO法人「福祉の森」で15日、県福祉ボランティア専門研修の修了式が行われた。県社会福祉協議会の委託を受けて昨年7月から月に1回研修を受け、15人登録したうち11人が修了した。
 同法人の北地輝昭理事長が「皆さんはボランティア意識を高め、基礎知識などを学んだ。『幸齢者カフェ』の運営も手伝ってくれました。これからもボランティアの心を持ち続けて活動して下さい」とあいさつし、11人全員に修了証を手渡した。受講生を代表して狩生勝子さん(90)が「研修を通じ福祉の心を学びました。これからも勉強を続けます」とお礼をのべた。
 このあと、北地理事長が介護保険制度と車イスの使用法について講話。最後はお茶と桜餅を味わいながら9カ月間の勉強を振り返った。
 ボランティア専門研修では、こども食堂、盲導犬、障がい者や豊後高田市の「昭和の町」にバス旅行に出かけ、リフト付き車両を勉強するなどした。