市内14小学校に726人が入学

佐藤健校長が新入児童62人に式辞を述べた

 別府市内の公立小学校13校で13日、入学式が行われ、726人(東山小含む)が仲間入りした。東山小は12日、中学校の入学式と一緒に行い、1人が入学した。
 市立境川小学校の第60回入学式は午前10時、同校体育館で挙行、新1年生62人が出席した。
 新1年生は6年生と一緒に入場。国歌斉唱後、佐藤健校長が「しっかり頑張ってほしいことが2つあります。1つ目は、あいさつ名人になるために頑張ってください。相手に聞こえる声ではっきりと相手の心にも届くことが大事です。それと自分から先に、あいさつできるとあいさつ名人になれると思います。あいさつは世界共通の平和をもたらす最も大事な方法です。あいさつをすれば、優しい気持ちや元気を与えることが出来ます。2つ目は、勉強に頑張ってください。『學』という漢字は、家の中で手取り足取り教わり、五感を使って真似をしながら身につけていくという意味です。学校の中でたくさんのことを見たり、聞いたり、匂ったり、食べてみたり、触ったりしながら学んでください」と式辞を述べた。
 続いて、在校生を代表して6年生79人が歓迎の言葉を述べ、校歌を披露した。
 最後に、新入児童全員が立って保護者の方を向いて「1ねんせいになったら」を歌った。歌い終わると、会場は大きな拍手に包まれた。1年生が退場する際も、6年生が手をつないでいた。
 出席者は個人の判断でマスクを着用し、保護者は受け付け時に手をアルコール消毒、体育館の窓を開けて換気をする状況の中で、入学式が行われた。