少年野球で熱戦繰り広げ

フレッシャーズでサヨナラ勝ちをおさめた鶴見小マリンズ
オレンジボールで優勝した豊岡少年野球クラブ

 別府市軟式野球連盟主催の第17回別府市フレッシャーズ学童軟式野球大会と第10回別府市湯けむり軟式オレンジボール学童野球大会が3月にそれぞれ開催された。
 フレッシャーズは、野口原軟式Aと野口原ソフトボール場Bで行われ、14チームが出場。トーナメント方式で試合をした。決勝戦は、別府鶴見小マリンズと別府大平山少年野球部が対戦。6回までに決着がつかず、特別延長戦を行い、8回裏に鶴見小がサヨナラ勝ちした。
 鶴見は1回裏に成井選手のヒットの間に2人が生還し、2点を先制。2回裏にもヒットや内野安打と四球で走者をため、4番の三浦選手が本塁打を放ち、一挙に4点を入れてリードを広げた。5回にも1点、6回には若杉選手の本塁打で1点を追加。
 大平山も5回表に3番の豊島選手の本塁打で3点を返すと、6番の山下選手のヒットでさらに2点を返した。6回には、1番の川嶋選手が3塁打を放ち、1点。5番の奥本選手のヒットで2点を追加して、同点に追いついた。
 特別延長戦は、走者が1、2塁にいる状態からスタート。7回表、大平山はスクイズなどで2点を入れるとその裏、鶴見も田吹選手のヒットで2人が返り、再び同点に。8回表、大平山がヒットなどで3点をとり試合は決まったように見えたが、その裏、鶴見がツーベースなどで得点を重ね、百崎選手の内野安打の間に汐月選手が生還。14ー13で鶴見がサヨナラ勝ちで熱戦を制した。
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 第10回湯けむり軟式オレンジボール学童野球大会は、市営野口原ソフトボール場Bで行われ、市内外から12チームが出場した。
 オレンジボールは、日頃は控えになることが多い、小学3年生以下の大会。トーナメント方式で行われ、決勝戦は豊岡少年野球クラブと亀川小ジュニアが対戦。1回表、豊岡が相手のエラーや四球、デッドボールで満塁とすると、押し出しで1点を先制。5番の安東選手が満塁本塁打を放ち、4点。その後も2点を追加し、一挙に7点を入れ、2回にも走者をためると安部選手の3塁打で2点を入れて、亀川を突き放した。
 亀川も5回裏、2人がヒットで出塁し、河野選手のヒットで2点を入れたものの、及ばず。7ー2で豊岡が優勝した。最優秀賞に豊岡の安東甲子郎選手、敢闘賞に亀川の河野脩斗選手がそれぞれ選ばれた。各大会の優勝チームのメンバーは次のとおり(敬称略)。
【別府鶴見小マリンズ】▽代表=汐月雄二▽監督=亀島功吉▽コーチ=三浦康治、田吹拓寿▽選手=汐月瑠哉(主将)、若杉珀兎、成井夢聖、伊藤太陽、百崎琉貴、三浦理一、神鳥皇海、河野紫苑、高尾竜平、藤原徹平、小川晄生、田吹來唯斗、長篠匠真、佐藤晃輔、秋吉寛人、高島吏句、小川琥響、酒井健豊、竹林京祐
【豊岡少年野球クラブ】▽代表=阿部孔明▽監督=安東寿実▽選手=安東甲子郎(主将)、清水連寿、花宮我龍、安部龍勇斗、立石功真、阿部梨々人、石井環三郎、山田孝輔、河野翔真、細川瑛人、三原実桜里、稲垣奏翔、西林航輝、吉野陽喜、池田颯人、稲垣斗碧、阿部芽未