2陣営の参謀が訴える①

思いを市民に伝える

長野恭紘陣営(無、現)瑞木一博さん

 3期目を目指す、現職の長野恭紘候補の後援会長を務める、瑞木一博氏。「2期8年でほとんどの公約を確実にやってきた、実行力、行動力のある人」と評価する。
 「1期目は熊本地震があり、2期目はコロナ禍で思うように政策を進められなかった部分もあると思うが、優れた観光地、『儲かる別府』を目指して、観光振興に力を入れ、地元のために尽くしてきたと思う。教育においては、学校にクーラーを整備し、現在は体育施設にも空調を整備中で教育環境もよくなっている」
 「中央とのネットワークもある。知恵を絞って、国からの補助金を活用したり、財政面でも努力してきた」と話す。
 今回の選挙では「そして、次の百年へ」をテーマに▽こどもまんなか社会の実現=子どもを真ん中に据えた政策の推進、安全安心で日本一おいしい給食の提供
 ▽安全・安心=大規模災害に備えた防災対策、スマホ1つで安心できる市民向け防災アプリの開発
 ▽いきいき・健康・福祉=福祉窓口のワンストップ化に向けた重層的支援体制の構築
 ▽魅力ある都市基盤の整備=地域の創造拠点となる新図書館の整備
 ▽産業・観光の振興=新湯治・ウェルネスツーリズムの推進、持続可能な未来のための温泉マネジメントシステムの構築、観光4本柱の構築
 ▽地域課題の解決=中規模多機能自治の推進
 ▽行財政運営=競輪事業の振興による更なる財源確保ーを掲げている。
 当初は、2期連続で無投票かと思われていたが、選挙戦に。
 「相手が誰であろうと、しっかりと体制を整えて戦っていきたい」と気を引き締める。活動の様子を紹介するなどSNSにも力を入れる。
 「いろいろな思いはまだまだあると思います。その思いを直接、市民一人ひとりにしっかりと伝えることが大切だと考えています。コロナ禍から皆さんと一緒に別府を盛り返していくトップリーダーとして、支持をいただきたい」と訴えた。