別府市老人クラブ連合会が総会

34人が出席した市老連の総会

 一般社団法人別府市老人クラブ連合会(花山宣昭会長)の第10回通常総会が15日午前10時、別府市社会福祉会館で行われた。本人32人、委任状25人、代理人2人の計59人が出席した。
 総会では、谷脇誠副会長が開会の言葉を述べ、続いて出席者全員で物故者に黙とうを捧げた。
 花山会長が「コロナも下火で感染症法上5類となり、マスクも個人判断となりました。老人会としては各会合におけるマスクの着用は個人判断しています。第9波の話もありますので、十分気を付けてください。今日新聞の報道がありましたが高齢者の『通いの場』への参加率が大分県が全国1位になりました。自治会や公民館での元気アップ体操やめじろん体操などの交流の場の参加割合が1番でした。皆さんの協力のおかげです。これからの老人クラブ、自治会との協力をお願いします」。
 来賓の長野恭紘別府市長は「皆さんの活動で別府市が活力ある市になって、大分県全体が別府市のおかげで底上げがされています。3期目となりますので、引き続き皆さんからご指導をいただきながら、しっかりさまざまな課題や問題を前に進めていきたいという決意です。まだまだ未熟者ゆえ皆さまからのお力添えやご指導を賜りますようにお願いします」とそれぞれあいさつした。
 続いて、来賓の田辺裕・別府市市民福祉部長、入田純子・別府市高齢者福祉課長が紹介された。
 大畑老人クラブ長寿会の福田恒憲氏が議長を務め、昨年度の事業、決算、監査が報告された。
 今年度も、昨年度から引き続き組織強化の取組として、校区老連、行政や自治委員の理解と協力を得て、休会・脱会クラブの復活、老人クラブ未設置地区での新設をめざし、地域における「介護予防、生活支援事業」を支える組織力の強化をめざす。全国共通のテーマ「のばそう!健康寿命、担おう!地域づくりを」を掲げて取り組む。
 また▽ウィズコロナを見据えた健康の保持・増進▽組織活動の充実・強化に向けた取り組みの推進▽健康づくり活動の推進▽友愛活動の推進▽社会奉仕活動の推進▽若手高齢者の交流、女性会員の活力を生かした活動の展開▽地域の関係機関と連携した安全・安心のまちづくり▽高齢者福祉増進に関する事業―を説明し8事業計画と予算を説明し、承認された。
 大野光章副会長が閉会の言葉を述べた。
 総会が終了後、連絡会議が行われた。