別府ツーリズムバレー構想推進協議会(関谷忠会長、20人)は25日午前10時、市役所で令和5年度第1回総会を開いた。
関谷会長が「これから動こうとした時に、新型コロナウイルスの感染があり、主だったことは出来なかったが、大変苦労して事業を下支えしてもらった。事業を見える化し、構想実現に向けて議論をしていきたい」とあいさつ。
令和4年度事業・決算・監査報告、5年度事業計画案・予算案について審議、承認した。事業は、別府市は会社設立補助金や事業成長・新規チャレンジ補助金など、一般社団法人別府市産業連携・協働プラットフォームBーbizLINKは、ワーケーションを通じた交流やビジネス活性化、学生向けのドリームキャンプ、起業・創業を応援するワン・ベップ・ドリームアワードなどに取り組み、起業・創業サポート、経営基盤強化サポート、事業展開・拡大サポートをそれぞれ実施。
令和4年度は、会社設立支援補助金に株式会社9件、合同会社・合名会社・合資会社4件。資源活用チャレンジ補助金のチャレンジ枠に4件(創業1件を含む)。また、大分空港が「宇宙港」となる見込みから、宇宙ビジネスに関する「別府スペースバレー」も実施。地元に就職してもらうための合同企業説明会なども行った。
各委員からは、それぞれの企業や団体が取り組んでいる起業・創業支援や大学との連携などについて報告があった。今年度も引き続き、各種事業に取り組む。