別府市身障協が定期代議員総会

あいさつする高橋会長

 別府市身体障害者福祉団体協議会(高橋勇会長、5団体)は、令和5年度定期代議員総会を5月28日午前10時、市社会福祉会館で開催した。約50人が出席。
 高橋会長が「新型コロナウイルスは5類に引き下げられたものの、まだまだ予断は許しません。人が多い場所ではマスクをするなど、考えていかなければいけないと思います。一方で、協会の行事も元に戻していこうと考えています。コロナ前のように頑張っていきたい」とあいさつをした。来賓の田辺裕別府市市民福祉部長(市長代理)が祝辞を述べた。
 議事では、令和4年度の事業・決算・監査報告、5年度の事業計画案・予算案を審議、承認した。今年度は▽ユニバーサルデザインとバリアフリー化の実現のため、環境整備など行政機関や関係機関が実施する事業に積極的に参画して安心して暮らせる福祉の街づくりを目指す▽障害者福祉制度が見直されるなかで、さまざまな障がいのある人の自立と社会参加促進及び生活の安定化を行政や関係機関に働きかける▽協議会の構成団体の相互理解を深め、親睦を図り団結して障がい者福祉の向上を目指す
 ▽市身体障害者福祉センターの健全で円滑な管理運営に努める。また、障がい者のスポーツや文化活動等の社会参加促進のための委託事業についても内容のさらなる充実を図り、多くの参加に努力する▽身近な防災や感染症知識を各協会員が身につけるとともに「別府市災害時要配慮者支援制度」が十分に機能するように、関係者に働きかける、を方針に活動を行う。