明大工業創立60周年式典も

安全衛生大会であいさつをする藤澤社長

 明大工業株式会社(藤澤正浩社長、船小路町)は5月27日午後1時、亀の井ホテルで令和5年度安全衛生大会を開催した。社員や協力会社約100人が参加。
 はじめに、令和4年度に労働災害で亡くなった人へ黙とうを捧げた。
 藤澤社長が「コロナ禍で社員も罹患したり濃厚接触者になったりしたが、現場を続けることが出来たのは、真摯に安全衛生に取り組んだから。屋外産業の強さを感じた。5類に引き下げられたことにより、動きやすくなった反面、自己管理が重要になったと感じる。安全第一の精神を常に念頭におき、1人ひとりのたえまない努力が重要。建設業を取り巻く環境は、人手不足、後継者不足、資材高騰など様々な問題がある一方で、老朽インフラの整備、自然災害への対応など我々の仕事に対する期待は高まるばかり。相対する問題で難しいが、一緒になって解決へ努力していきたい」とあいさつ。
 安全管理状況、衛生管理・健康運営、令和5年度安全衛生管理計画についても説明が行われた。令和4年度の労働災害は0件だった。
 安全表彰として、協力会社の大津博文さん(日特建設)、星野建設工業、小畑建設工業、安藤ボーリング、社員の渕野大輔工事部次長、團塚進己工事部次長、仲井幸洋調査部係長に藤澤社長から表彰状が渡された。
 三宅昌規安全顧問が令和4年度安全衛生環境パトロール結果の講評や安全衛生講話、別府警察署の正成祐治交通課長が「最近の交通情勢と交通事故防止について」と題してそれぞれ話をした。最後に、「頑張ろう」コールで安全を宣言した。
 大会終了後、創立60周年記念式典と祝賀会も行われた。