「夢を語れ」創業者の西岡さんが講演

中学1年生143人を前に「夢とは何か」を話す西岡津世志氏

 別府市立中部中学校(佐藤裕一校長)は「1年生ドリームスクール」を16日午後1時30分、同校体育館で開催し、1年生143人が参加した。
 学校教育目標の「夢を持ち、自ら学び続ける生徒の育成」を実現するために地域の先生に授業に入ってもらう「中部中DREAM SCHOOL」を進めている。さまざまな地域の先生に出会い、仕事のやりがいなどさまざまな大人の生き方や生き様にふれ、自分自身を振り返り、自らの夢や目標を育むことが目的。
 講師は、元お笑い芸人で実業家(「夢を語れ」創業者)の西岡津世志さん(43)。今回で3年目(3回目)で、中部中学校の全校生徒が受けたことになる。
 ドリームスクールが開始し、体育館に西岡さんが登場すると大きな拍手が贈られた。
 西岡さんは「アメリカで店舗を構えるという夢を叶えるためにひらすらやっていたことがあります。何をしたと思いますか」と質問し、生徒らは4人1組となり考えた。そして「翻訳機の開発があった」「日本語と英語をしゃべれる人を雇った」「夢を知り合いに語った」などの意見が出た。
 西岡さんが「最強の武器は『夢を語り倒すこと』。このやり方で来ました。今もやっていることは夢を語ること。自分が全部やらなくてもいい。夢を叶えるために、すべて自分でやらないといけないとしたら、出来ない夢が多い。でも出来る人に1個ずつ協力してもらったら出来る。自分一人で出来る・出来ないベースで考える必要はない。仲間を作ってすれば何でも出来ると思ってください」と述べた。
 「夢にはレベルがあり、将来就きたい職業や未来やりたい仕事はレベル50ぐらい。レベル1から夢を叶えていった方がいいよね。始めは今日何が食べたいかでいい」と説明し、今日食べたいものを問うと、生徒は周囲と相談し「焼肉」「ヨーグルト」と発表した。
 「今日食べたいものを食べると、次の欲が出る。もっと美味しいものが食べたい、自分で作ってみたい、友だちにも食べさせたい、日本一のものを食べたい、とそこからまだまだ続いていく。夢をどんどん叶えていくと、自分だけが幸せになる夢を叶えていたはずなのに多くの人が幸せになる夢になっていく」と語った。
 「自分の心から湧いてくるものをしているだけ。するとお客さんから手紙をもらうなど、自分の幸せのためにしてきたことが、多くの人を幸せにしていると思えてくる。君たちは将来就きたい職業が見つからなくても、目の前の夢をどんどん叶えることで気が付けば、大人になるときには将来就きたい仕事の夢が見つかる」と述べた。
 講話後、質疑応答があり生徒からは「今まで夢を語られた中で、一番印象に残ったものは」「中学生のうちに考えておいた方がいいことはありますか」などがあり、西岡さんは一つひとつ丁寧に答えた。