溝部学園で「第65回姫山祭」

介護福祉学科による大正琴の演奏がオープニングを飾った

 別府溝部短期大学と大分県歯科技術専門学校の合同学園祭「第65回姫山祭」が17日から学園内で開催されている。18日まで。今日新聞社等後援。
 コロナ禍で行動を制限されてきたことから、テーマは「RESTART!!~とりもどそう青春~」とした。制限等をなくし、学生同士の交友を深めるとともに、学園生活の思い出作りを図る。
 17日午前9時、高校の体育館で開会式があり、溝部仁学長が「それぞれが楽しみを見つけ、最大限に楽しんでほしい」。実行委員長の城野咲由芽さんは「2日間、思う存分楽しでください」とそれぞれあいさつ。
 オープニングで、介護福祉学科による大正琴の演奏が行われた。同科では介護施設での実習などの時に、お年寄りと仲良くなれるツールの1つとして、大正琴を勉強している。「思い出の曲メドレー」を披露し、日本だけではなく、世界で愛される曲を息の合った演奏をし、会場から大きな拍手が送られた。
 ステージでは、サークル有志によるバンドやダンス、実行委員会企画などがあり、盛り上がった。また、各学科の学生が4年ぶりに模擬店を実施。外国人留学生による母国の料理なども並んだ。また、学科ごとに特別展示を行い、日頃の学習に成果を披露している。