別府大学生がこのほど、豊後高田市の荘園領主と地域交流イベント「第21回田染荘御田植祭」に参加した。御田植祭は「荘園の里推進委員会」(河野一三委員長)主催。
御田植祭の前に、宇佐神宮による神事があり、荘園の里の発展と五穀豊穣を祈願。
その後、昔の衣装を着た学生や家族連れなど、多くの参加者が田んぼの中に入り、ホラ貝の音を合図に一つひとつ手植えで苗を植えていった。田植えの参加者は泥だらけになりながら手植え体験を楽しんだ。
史学・文化財学科3年の稗田翔平さん(20)は「去年も田染での田植えには参加しており、今年も田植えがあるということをゼミで知り、昔の生活を体験してみたいと思っていたので参加しようと思いました。2年連続です。何回やっても慣れないです。疲れが前面に出てしまってやばいなと思います。土が柔らかいというか硬いというかとても不思議な感覚でした。来年も絶対参加します」。
食物栄養学科2年の甲斐絢音さん(19)は「田植えは小学校の時に1回やったことがあるだけだったので、もう一度やってみたいと思って参加しました。小学校以来の田植えで、子ども心が溢れ出して、楽しかったです。泥の中を歩くのが一番難しかったです。泥に足を取られてこけそうでした。来年も友達と一緒に参加したいです」。
食物栄養学科2年の五十川果子さん(19)は「友達に誘われて楽しそうだなと思って参加しました。昔、小学校の時に何回かしたことがあります。実際にやってみて、思った以上にぬめぬめしてて、稲も一束づつ取るのが難しかったです」とそれぞれコメントした。