餅ケ浜保育園(彌田昌克園長)は初めての「映画上映会」を6月24日、同園で行った。
映画のタイトルは「夢みる小学校『自分のままでいいんだよ』」。文部科学省選定で、堀真一郎氏、茂木健一郎氏、尾木直樹氏らが出演。ありのままの自分でいられる、子どもファーストな学校とは何かを問う、希望あふれる「ミライの教育ドキュメンタリー」。このような小学校が、みんなのところでもできることを伝えてくれる。
今回の映画上映は、彌田園長が祖父、父と続いた家業の保育園業を継いだとき、更なる保育の可能性を感じた。20年後の社会を見据えて、大人が今の子どもたちに何が出来るかを考えていたとき、本映画と出会った。保護者にも映画を見てもらい、子どものためのいろんな選択肢があることを知ってもらうことが目的。
午前と夜の2回行っており、午前10時からは約20人の保護者が来演した。
佐藤眞弓保育士が「私は保育士をめざして、勉強してきました。保育士になってから、子どもができたときに体調を崩して10年間、この職から離れていました。10年の間に、世の中のことや今まで学校で習ってこなかったこと、教えてもらわなかったことを多く学びました。この映画に出会って、映画の中では子どもたちは自分の気持ちをきちんと伝えられるような魅力的な学校でした。学校を変えていく前に、身の回りの大人の意識が変わっていくことが第一ではないかと思います」とあいさつし、映画を上映。保護者や教員は食い入るように見ていた。
上映後は、玄米試食会があり、玄米ご飯と豚汁を食べた。また、DIY体験では、広いテーブル、玩具の棚2種類、ままごとキッチンなどを作った。
夜は午後6時からも約20人が来園し、玄米試食会、映画上映を行った。
餅ケ浜保育園では今年度中、映画「いただきます」「いただきます2」を上映予定で、詳細が決まり次第、同園のインスタグラム(
@mochigahama
.hoikuen)で発表する。
問い合わせは、同園(電話24・5178)まで。