別府市副市長

行政職経験生かし務める

岩田 弘(いわた ひろし)さん(68)

 6月26日に、平成27年以来の生え抜きの副市長として就任。
 「私に副市長が務まるだろうかと思いましたが、約40年間、行政の経験があるので、役立てていければと思います」と話す。
 土木技師だった兄の影響で専門職を目指し、土木専門の技術職員として昭和51年に別府市入りした。道路河川課参事兼道路整備係長、道路河川課長、建設部長を歴任し、平成28年に退職。
 市綜合振興センター理事長を務めた後、令和2年に下水道事業の公営企業化に伴い、水道事業と統合して「水道局」から「上下水道局」に変更され、初代の企業管理者に就任。4年に、上下水道局長、5年5月からは新湯治・ウェルネスツーリズム推進室でツーリズム専門員。
 「下水道事業は赤字が続いていますが、3年経って何とか運用できるようになってきたと思う。命の水を止めることなく、供給し続けることが水道事業者の使命であり、部分的な断水はありましたが、使命は果たせたと思う」と振り返る。
 「行政経験は長いのですが、専門職だったので、観光や産業のことは分からない部分も多く、足りない部分については、下問を恥じず、職員から話を聴きながらやっていきたい。また、阿部副市長は観光分野のベテランなので、相談しながら一緒にやっていきたい」
 「市民の声を聴き、寄り添う行政運営を全員が心がけることが大切だと思います。しっかりと聴いて、フォローをしていくこと。説明など、分かりやすく話をすることを心掛けています」と話す。
 別府市出身で、大分工業高校土木科卒。「お風呂は健康の源」と毎朝、区営温泉の朝風呂に入り、リラックスしてから出勤するのが日課。
 「温泉に入ると、ストレスが吹っ飛びます。愛犬も高齢になりましたが、頑張っている姿を見ると励まされる。最近は、文房具にはまっていて、使うのはもちろんですが、見るのも楽しい」と笑顔を見せる。