「べっぷ火の海まつり」に多くの人

別府駅前通りの夜市には飲食店などが並び多くの人で賑わった
753人が参加した納涼音頭大会
音楽にシンクロして夜空を彩った花火

 べっぷ火の海まつり実行委員会(丸山徹実行委員長)主催の「べっぷ火の海まつり」が29日午後4時、開幕した。
 駅前通りで「べっぷ夜市」が29、30日午後6時から同10時、行われた。29日は公益社団法人別府青年会議所、別府商工会議所青年部、別府漬物、別府大学、ヘランちゃん家、本音會などが野菜、焼きそばなどの飲食の販売、横浜キャノンイーグルスのパス体験や選手たちによるPR、別府ラクテンチによる「アヒルの競争」などのイベントがあり、多くの人で賑わった。イベントスペースでは、ミス別府3人と松山マドンナが同まつりのPRなどを行った。
 北浜公園では29、30日、火の海フードフェスが行われ、「キッチンカー美咲丸」「フードトラックサンキテイ」「フードトラックティーシーバズ」「おしゃべりなスプーン」「フードトラックパプリカ」などのキッチンカーなどが並び、多くの人の胃袋を満たした。また「第6回フラフェスティバルin別府」(29日のみ)、「ダンスバトルトーナメント火の海プロローグ戦」(30日のみ)が行われた。
 別府スパビーチでは30日、「納涼音頭大会」と「納涼花火大会」を開催した。
 納涼音頭大会は▽別府華踊り連▽日本きもの仕立屋甚五郎▽中山民俗舞踊研究所大分県支部▽別府市議会▽別府市役所部課長会▽JAべっぷ日出▽別府市民間社会福祉施設連絡会▽ポラリス児童クラブ▽みらいしんきん信友会▽日本民踊研究会九州支部▽株式会社大分銀行▽ベップ・アート・マンス▽楳若一門大分支部▽別府市民生委員児童委員協議会―の14団体753人が参加し、それぞれ揃いの浴衣や法被を着て、踊りの輪を作った。ステージ上では、別府市民謡連合会(藤田久美子会長)が三味線や唄、太鼓などの音が会場に響いた。踊りの前半と後半の間の休憩では、松山市観光PRがあり、四代目家元らが本家野球拳を披露。踊り手らと一緒に本家野球拳大会を開催し、会場を大いに沸かせた。
 午後8時からの花火大会では、開始に先立ち、物故者に対し黙とうが捧げられた。今回も音楽にシンクロさせた花火5500発が打ち上がり、夜空を赤、青、白など多くの色で染めて、その様子を多くの人が見上げ、スマホなどで動画をおさめていた。