中須賀東町でおまつり

水風船を投げ合った子どもたち

 中須賀東町自治会(今村勝自治会長)は「夏休み東っ子まつり」を20日午前11時、春木川ふれあい交流センター多目的広場で開催し、町内の多くの親子が参加した。
 自治会員の家族の子どもに夏休みの思い出を作ってもらうことが目的のイベントで、藤井昌宏副会長(37)ら若手の役員や会員が中心となり企画・運営した。
 午前11時、小学生以下を対象とした「水風船バトル大会」では、約40人が2組に分かれて水風船を投げ合うとして①腹を立てない、怒らない②バトル終了後のゴミ拾いを行う③顔や頭には投げない、ねらわない―の3つの約束事を藤井副会長が説明した。子どもたちは水風船が当たって割れると着ている服が濡れてしまうため、ギリギリで避けたり、水に濡れても関係ないと濡れながら楽しむ児童の声が辺りに響いた。
 運動してお腹が減った子どもたちには、そうめんが振る舞われた。また有料で出店もあり、かき氷、綿菓子、スーパーボールすくい、射的などで思い切り楽しんだ。
 「スイカ割り」が午後1時から行われ、子どもたちは「もっと右!」「あと少し前」「違う、違う。そっちじゃないよ~」などの声を参考にしながらスイカめがけて棒を振り下ろしていた。
 イベント担当の藤井副会長は「コロナ前に1度、水風船バトルを行いましたが、今回は4年ぶり。楽しく笑顔で夏の思い出にしてくれれば」。
 今村自治会長は「子ども中心のまつりは初めて。自分らが子どものとき、近所のおいちゃんらにしてもらったことは思い出に残っているので、きょうのことも子どもたちの夏の思い出に残ってくれれば嬉しい」とそれぞれ話した。