別府市椎茸生産組合(田中信行組合長、15人)は13日午後3時15分、別府市役所を訪れて、学校給食用の「別府産乾しいたけ」約7㌔㌘を寄贈した。昨年に続いて2回目で、子どもたちにしいたけを食べて、好きになってもらい、魅力を伝えようというもの。
乾しいたけは、乾燥の段階で細胞が壊れることによって、しいたけのうま味成分に酵素が働いておいしさが増す。水で戻して食べるが、戻し汁も旨味と栄養がつまっている。
田中組合長、淵道明、二宮伸一両副組合長が出席。田中組合長は「市販される乾しいたけは、1年後だが寄贈したものは、今年できたもの。出来れば、保育所でも利用してもらえればと思います。子どもたちにしいたけを食べてもらいたい」とあいさつ。
長野恭紘別府市長は「今年も日本一の乾しいたけをいただき、感謝します。子どもたちも楽しみにしていると思います」とお礼を述べた。
贈られた乾しいたけは、学校給食でうま煮やだんご汁などに使われる。