県写真文化協会が別府市に贈呈

長野恭紘別府市長に写真集を手渡した
木村裕次氏(中央)、桝田貢県議

 大分県写真文化協会(広池由文会長)の木村裕次・協会創立80周年記念事業実行委員長は15日午前11時45分、元会員の八條重男さんが手がけた写真集「エチュード」を別府市に寄贈した。桝田貢県議、寺岡悌二別府市教育長、古本昭彦教育部長、西澤和江社会教育課参事兼別府市立図書館長が同席した。
 八條氏は今年2月まで照合120年以上の老舗写真館を経営しており、写真家としても50年以上活動している。また九州写真師会連盟コンテストマスター(審査委員)でもある。
 木村委員長が「今年3月に80周年式典をしました。その際に記念写真集を出席者に配りました。県教委を通じて県下の全ての高校・県立図書館・写真部のある全ての大学、また岩屋代議士の計らいで国会図書館にも寄贈しました。最後のトリとして長野別府市長、寺岡教育長に贈呈し、市立図書館にも蔵書していただければと思います」とあいさつし、長野恭紘別府市長に写真集を贈呈した。
 歓談後、長野市長が「80周年はもちろん、いつも幅広い社会貢献をしていただいている木村ブラザーズをはじめ、協会の皆さん方には心から感謝申し上げます。八條先生の貴重な素晴らしい写真集を寄贈いただき、本当にありがとうございます。できるだけ多くの皆さんに語り継いでいけるような永久保存版として頂戴します。大事にします」と謝辞を述べた。