10月1日までウクライナ写真展

ウクライナからの避難者と大学生が交流をした

 別府市実相寺の妙法寺平和の塔・仏舎利棟内で、10月1日まで「平和のためのウクライナ写真展」が開催されている。ウクライナからの避難者を支援する、NPO法人ビューティフル・ワールドと別府・夢・未来が企画した。
 ウクライナからの避難者が写真を提供。砲弾によって壊されたアパート、焼けた車、以前の様子と現在の様子を比べた写真などが展示されている。また、ウクライナの歴史や国土などの基本情報も知ることができる。さらに、広島や長崎の被爆写真展「原爆と人間展」も同時開催している。
 23日は、大学生が参加してウクライナからの避難者と交流をした。ビューティフル・ワールドの小野一馬さんが現状を説明。小野さんは、立命館アジア太平洋大学の学生だった時にウクライナ人のヤーナさんと知り合い、結婚をした。これまでに47人の避難者を日本で受け入れる手助けをした。小野さんは「日本から何か出来ないかと考え、受け入れの手助けをしてきたが、これは神から与えられた宿命だと思う。1人助けるのも大変だが、1人でも多くのウクライナ人に安心して朝を迎えてほしい」と思いを語った。