コールド勝ちをした山の手ジュニア
ＯＡＢカップ第７回オレンジボール大分県大会別府支部予選兼第１１回別府軟野連会長旗軟式オレンジボール学童野球大会の決勝戦が９月２３日に市営野口原ソフトボールＢ球場で開催された。
オレンジボールは、普段、控え選手となる小学３年生以下で構成したチームでの試合。通常の学童大会はＪ号ボールを使用するが、３年生以下の試合ではＤ号ボール、通称「オレンジボール」を使用する。
大会には９チームが出場し、トーナメント方式で行われた。決勝戦は、山の手ジュニアと吉弘ジュニアが対戦。山の手は１回裏、先頭打者がヒットで出塁すると、続く２番の松尾選手も２塁打を放ち１点を先制。３番の近藤（佑）選手も３塁打で１点。その後も内野ゴロや相手のエラーなどで得点を重ね、この回一挙に５点を入れた。２回にもヒットと相手のエラーで１、３塁とすると、ショートゴロで１塁ランナーがタッチアウトとなるも、送球エラーの間に３塁ランナーが生還。相手のエラーとパスボールで２塁にランナーが進む間にさらに１人が生還。５番の安達（司）選手が２塁打を放ち、さらに１点を入れ、突き放した。３回にも１点を追加するなど、打線が好調だった。
吉弘はヒットなどでランナーを出すものの、近藤（大）投手から得点することが出来ず、９ー０で山の手が３回コールド勝ちで、別府市代表の座を獲得した。また、吉弘打線を抑えて投げぬいた近藤大樹投手（山の手）に最優選手賞、高木蓮凰選手（吉弘）に敢闘賞がそれぞれ贈られた。優勝した山の手のメンバーは次のとおり（敬称略）。
【山の手ジュニア】▽代表・コーチ＝和田茂幸▽監督＝漆原一勝▽コーチ＝鳥山勝也▽選手＝利光豊（主将）、近藤佑之亮、近藤大樹、松尾月輝、安達司真、土井龍弦、鳥山夏輝、竹下つきか、安達壮汰、田原彰人、平山将司