今年も車いす5台贈る

アルミ缶等を回収して、
今年も車いす5台を寄贈した

 公明党別府支部女性局(亀井美智子代表)は16日午後3時、別府市役所を訪れて、市社会福祉協議会に車いす5台を寄贈した。
 女性局は「きらめき会」として、昭和51年に発足し、平成7年からアルミ缶等の回収を始め、翌年から車いすを贈っている。平成18年からは、「きらめき会」「白ゆり会」「ひまわりグループ」「野に咲く花の会」の4つのグループに分かれて、活動を続けている。現在、約50人。
 贈呈式には、亀井代表、荒金薫さん、田村美奈子さん、井上妙子さん、清水弘子さんが出席し、市原隆生、穴井宏二、小野佳子、重松康宏各市議が同席した。
 きらめき会の井上さんが目録を市社協会長の長野恭紘別府市長に手渡した。ひまわりグループの田村さんが「2カ月に一度回収し、約10軒のお宅が協力をしてくれています。6年間、45㍑の袋いっぱいにして出してくれる人がいます。キレイに洗って潰してくれて、感謝しています。社会の役に立ちたいし、自分の集めたアルミ缶が車いすの車輪の一部にでもなればと協力をしてくれる人もいます。車いすがあって良かったと思ってくれる人のために、これからもアルミ缶を集めていきたい」と報告をした。
 長野市長は「市民だけではなく、観光客にもよろこばれています」とお礼を述べ、先般、NPO法人ビューティフル・ワールドと協力して社協がウクライナに贈った車いす10台のうち5台は以前、女性局が寄贈したものだったことを報告。出席者から「これからも頑張ります」と拍手が起こった。
 車いすの寄贈は27回目で、累計は183台になった。