県歯科技術専門学校の戴帽式

ナースキャップを与えられた57期生

 大分県歯科技術専門学校(溝部仁校長)の令和5年度戴帽式が31日午前10時、溝部学園85年館2階で行われ、歯科衛生科57期生(2年生)9人に真新しいナースキャップが与えられた。
 戴帽式では、国歌が流れる中、出席者は心の中で斉唱。
 溝部校長が「ナースキャップをかぶった瞬間から、覚悟が入ります。ナイチンゲール誓詞を読んだ瞬間、『自分はナイチンゲールになる。神様に仕える者になる』ということを意識してほしい」と式辞を述べた。
 戴帽の儀では、真新しいナースキャップをかぶり、ナイチンゲール像から聖火を手にした戴帽生たちはナイチンゲール誓詞を朗読した。
 戴帽生代表の日髙亜美さんが「入学して1年半が経ち、はれて戴帽式を迎え、臨床実習という医療への第一歩を、保護者や在校生の皆さんに見守られながら歩ませていただけることの感激を噛みしめています。この先、ナイチンゲールの灯火を心にともし続け、道を切り開いていきます」と決意を述べた。
 戴帽式終了後、記念撮影があり、出席した保護者らはデジタルカメラやスマートフォンで晴れ姿を撮影していた。また真新しいナースキャップをかぶった学生が保護者に花束をプレゼントする一幕も。
 これから臨床実習をする57期生は、次のとおり。(敬称略)
 鴨澤沙久椰、後藤楓花、相良寧々、田邉史奈、谷村春佳、田上結菜、野中美咲、日髙亜美、吉田凜