別府市は7日、別府市新図書館新築工事とそれに付帯する、電気設備工事及び機械設備工事の入札を公告した。
新図書館新築工事は、10月17日に入札を行い、1共同企業体から応札があったものの、予定価格から約6億円の差額があったことから、不落札となった。それに伴い、2つの付帯工事も入札が中止となった。全国的に建築資材等の高騰や人手不足などによって、不落札となるケースが出ている。
別府市は、今回の不落札を受けて原因を調査し、2日に開いた別府市議会臨時会に補正予算を計上し、可決されたことから、再入札の準備を進めていた。
本体工事の予定価格(税込)は、32億6201万8100円。また、より多くの事業者が入札に参加できるように、建築一式工事における総合評定値(P点)を1400点以上に引き下げた。
電気設備工事の予定価格は、3億7077万400円。
機械設備工事の予定価格は、6億4619万8300円で、いずれも、要件に変更はない。
入札は、12月7日に行われ、本体工事の結果をみてから付帯工事の入札を行う。