亀川四の湯町二区老人クラブ60周年

これまでの活動に功労があった会員を表彰

 亀川四の湯町二区老人クラブ白寿クラブ「輪」(野村幸雄会長)は、創立60周年の記念大会を12日午前10時、四の湯町二区公民館で開催した。
 同クラブは、昭和38年に設立され、これまで古切手やペットボトルキャップの寄付、地元の市立上人小学校に花の苗を贈るなど地域活動を熱心に行ってきた。会員は現在約50人。
 はじめに、子ども会の3人が「おじいちゃん、おばあちゃん、いつも四の湯の子どもたちを見守ってくれて、ありがとう。これからも体に気を付けて、笑顔で頑張って下さい」と開会を宣言。最近の10年間を映像で振り返った。
 祝吟「福寿の詞」が披露され、役員などに感謝状を手渡した。特別功労賞を後藤サダ子さん(故人)、功労賞を藤本広子さん、平松明子さん。感謝状を鎌田清さん、杉本尚三さん・伊佐子さん、伊吹悦子さん、佐藤八重子さん、衛藤美恵子さん、佐々木たか子さんに贈った。
 野村会長は「老人会の会員数も減少していますが、こういう機会を通して、普段の活動を多くの人に知ってもらいたいと思い、周年行事に取り組みました」とあいさつ。来賓の嶋幸一県議が「寄付活動など社会貢献活動や、青少年健全育成にも尽力していただいています。これほどまとまって精力的に活動し、発信しているクラブは、別府の誇り」。池田康雄亀川四の湯町自治会長も「『輪』とうのは、とても大事な言葉だと思う。活動を維持、拡大することはとても大変です。ひるまず取り組んでいるクラブの努力があって、今がある」とそれぞれ祝辞を述べた。
 市老連の歌と白寿会クラブの歌「ことぶき讃歌」をみんなで歌った。
 引き続き、黒木記念病院の野口蒸治副院長が「知って得する整形外科」をテーマに記念講演。黒木劇団、太極拳模範演舞、クラブ会員による舞踊などのアトラクションで盛り上がった。