鶴見岳できょう初霧氷を観測

山頂付近には霧氷が観測された

 鶴見岳(標高1375㍍)で13日、初霧氷が観測された。昨年は12月1日に初観測しており、例年と比べても少し早い。
 別府ロープウェイ(吉原稔郎社長)によると、午前8時時点での気温はマイナス3度で晴れ。山上一帯には、うっすらと積雪もある。早朝から太陽が照り付け、鶴見山上駅周辺の霧氷は午前10時頃には溶けていたが、山頂付近ではまだ霧氷が見られた。訪れた人は、あまりの寒さと強風に「寒い」と驚きながら、晴れ渡った眼下の景色を楽しんだ。
 霧氷は気温がマイナス5度以下で、空気中に適度な水分が含まれる(雲や霧などがかかる)と過冷却された水分が北風で樹木の表面に付着し、花が咲いているように見える。
 天候にもよるが、昨年は36回、霧氷が観測されている。