仏教連合会等が7日まで托鉢

西法寺を出発して
托鉢をスタートさせた
JR別府駅東口で
「愛の鍋」への協力を呼びかけた

 歳末助け合い托鉢と歳末たすけあい募金街頭募金「愛の鍋」が1日から、始まった。
 別府市仏教連合会(長山憲隆会長)と別府市仏教青年会(藤田修弘会長)は1日午前9時半から、「歳末助け合い托鉢」をスタートさせた。土・日を除いて7日まで市内各所で実施する。
 初日は、西法寺に集まり出発式を行った。本殿前で読経をし、高橋護仏教連副会長が「師走に入り、恒例の托鉢を行います。別府の風物詩の1つとして、先輩方が築いてきた思いを大切にしつつ、社会福祉の一助になるように頑張りましょう」とあいさつ。
 8人が一列になって西法寺を出発。読経をしながら協力を呼びかけ、浜脇方面まで歩いて回った。4日は鉄輪と亀川方面、5日は駅前から北浜方面、6日は野口方面、7日は山の手方面を回る予定。
 「愛の鍋」は、1日午前10時から始まり、JR別府駅東口周辺では、別府地区更生保護女性会と日本赤十字別府市地区奉仕団が鍋を設置して「愛の鍋運動を行っています。ご協力をお願いします」と大きな声で通行人に呼びかけた。通りかかった人は「少しですけど」などと言いながら、寄付をした。他にもトキハ別府店前やゆめタウン別府店前などでも行われ、初日は市内8カ所で10団体が参加して、歳末たすけあい募金への協力を呼びかけた。活動は1~5、7日まで行われる。昨年の活動は、延べ273人が活動に参加し、62万2190円の浄財が寄せられた。