別府市消防本部（浜崎仁孝消防長）と市消防団（藤内英伸団長）が２７日から３０日まで、市内全域を特別警戒パトロールしている。
年末は慌ただしく特に火気を使うことが増えることから、警戒及び広報パトロールを実施することで火災を未然に防ぎ、市民や観光客が安心して年末・年始を迎えるため、特別警戒を実施する。
初日の２７日午後７時、整列した市消防署員、市消防団団本部員に長野恭紘別府市長が「年末の忙しく寒い中にもかかわらず、特別警戒に当たっていただけることを市民を代表して深く感謝します。皆さんには引き続き、市民の安全安心のために、万全の態勢を敷いてください。新型コロナウイルス感染症が５類に移行して初めての年末年始です。この町には活気が戻ってきました。人が増えるということは、事件や事故も増える可能性があります。市民や観光客の皆さんの安心安全を守ることを徹底してください。来たる年が皆さんにとって、別府市にとって災害の、そして事故のない安全な一年になりますよう心から祈念します」と訓示を述べた。
その後、長野市長、阿部万寿夫、岩田弘両副市長、浜崎消防長らは、それぞれ用意された車で各分団を回り、激励した。
年末特別警戒は、３０日までの午後７時から同１１時まで。市内全域で、各管轄内の防火パトロールや広報を行う。