別府市中須賀本町の剣道場「玄武館道場」(高松右門館長)は2日、午前8時30分から居合道、同10時から剣道の稽古始めを行った。
剣道の稽古には、子どもから大人まで29人が参加した。「道場訓」を大きな声で読み上げ、今年の稽古が始まった。はじめに、高松館長と首藤行輝副館長が、日本剣道形を披露した。
稽古では、まずは素振りから。1つ1つの動作を丁寧に実施。面をつけて、先生たちに打ち込みや切り返しなどの基本的な稽古を中心に行った。最後は、先生と打ちあう稽古。積極的に先生に挑み、先生たちも技を返し激しく緊張感のある稽古となった。
高松館長は「まだ新型コロナやインフルエンザが流行っていますが、病気に負けないように、元気よく今年も稽古に励みましょう。昨年は、コロナの影響もあって、125回の稽古でしたが、今年はもっと出来ると思います。昇級・昇段試験に挑む人は、目標に向けて稽古をし、よい成績をあげて、試験をパスしてほしい」とあいさつをした。
昨年は、開館55周年記念事業を展開した他、600人目の入門者を迎えるなどした1年だった。子どもたちは、それぞれに目標をたて、達成に向けて気持ちを新たに稽古に汗を流した。