官公庁や民間企業で仕事始め

日出町役場で令和6年の
仕事始め式が行われた

 官公庁や多くの民間企業で4日から、令和6年の仕事が始まった。
 日出町は午前9時、町役場大会議室で多くの職員が出席して仕事始め式を行った。
 本田博文町長は冒頭「能登半島地震、羽田空港での航空機事故で亡くなれた方に哀悼の意を表したい」と述べた。引き続き「今年は、比較的穏やかな正月で、事故なくみんなで仕事始めを迎えられたことを共に喜びたい。昨年は、原油の高騰、小麦等の上昇、為替の円相場の上昇で住民は厳しい生活をしました。役場として、住民生活の支援、事業者の支援に取り組んできました。そんな中でも、『城下かれい祭り』を制限なく開催することが出来ました。祭りがもつ地域活性化に対する効果を感じたところです」と昨年を振り返った。
 新年を迎えて「コロナで失われた地域の絆を取り戻すということで、地域コミュニティの活性化に取り組んでもらっていますが、今年は、地域活性化についての取り組みをお願いしたい。地域の動きを大事にし、育ててもらいたいと思っています。地域から地域を活性化する動きを起こすように支援をしてもらいたい」
 「DX(デジタルトランスフォーメーション)の取り組みも大切です。業務の効率化、住民の利便性の向上はもちろんですが、働き方改革につながるということ。職員一丸となって問題意識を持って取り組んでもらいたい。今年は、町政施行70周年を迎えます。のちに、歴史に残るような改革に取り組み、働きやすい日出町となるようにしてもらいたい。昨年、住み続けたい町ランキング、愛着のある町ランキング、町の幸福度ランキングで大分県1位になった。これからも、みんなで明るくいつまでも住み続けたい町、住むことに喜びを感じる町にしていきたい。頼られる役場になるため、一丸となって頑張っていきましょう」と式辞を述べた。
 また、午前11時からは、町中央公民館で新年互礼会も開催した。