別府市がJR別府駅で街頭啓発

河野幸夫課長ら6人が街頭啓発した

 別府市共生社会実現・部落差別解消推進課(河野幸夫課長)は人権街頭啓発活動をこのほど、JR別府駅で行い、同課6人が参加した。
 12月16日は『部落差別の解消の推進に関する法律』が施行された日。
 職員が啓発グッズ(ティッシュ、除菌ウェットティッシュ、ボールペン、チラシ)300組を配付し、女性職員が「皆さまは部落差別問題をご存じでしょうか。部落差別問題は、未だに日常生活で差別的な発言、身元調査による結婚差別、就職での差別的な取り扱い、土地差別などのほか、インターネット上で差別を助長する書き込み等が発生しています。こうした差別は絶対に許せるものではありません。部落差別のない社会を実現するため、平成28年12月16日に『部落差別の解消の推進に関する法律』が施行されました。皆さまも部落差別問題をはじめ、あらゆる人権問題について、他人事ではなく、自分のこととして捉え、人を差別するのではなく、尊敬や感謝の気持ちで周りの人と接してみてください」とアナウンスした。