過去に感謝して未来に希望を
2019年に入会し、21年に青少年委員長、22年に青少年副理事長兼大分県ブロック委員長、23年に運営幹事を務めて、24年1月に理事長に就任した。
「理事長になって見られる側になりました。青年会議所の理事長は特別なので、身が引き締まる思いです」と切り出した。
現在の課題については「今の会員は30人。会員数は何人がいいという正解がないと思っており、この組織がどうあるのかが大切。地域を牽引するリーダーを輩出するには、どうすればよいのか。みんなが活動をしないときに第一歩を踏み出し、モデルになることが大事。良い心で行い、多くの人に知ってもらいたい」と話す。
今年の活動について「組織として来年50周年を控えており、節目の年になります。今年は市制100周年と節目を迎える。良い活動をして『僕らも青年会議所に参加したい』と思われるような組織になりたい。100周年の歴史に感謝して、過去に感謝して未来に希望を創れるようなことを今行うことが大事」と話した。
50周年を迎える来年を一端の区切りとして、どんな第一歩を踏み出すかは今年にかかっていると考えており、会員拡大、青少年の健全育成、まだ見ぬ未来の会員が参画したいと思うような一年にしたいという。
1985(昭和60)年生まれ、別府市出身の38歳。杵築高校卒業後、九州産業大学を経て、東京で就職。27歳のときに別府に戻り、父が営む(株)堀文に就職。2020年に代表取締役社長に就任。
趣味はマンガと子どもと行く県内の観光地や公園巡り。マンガは「ワンピース」を電子書籍で読んでいる。また県内の観光地などに子どもと一緒に絵を描いたりしている。定期的に子ども連れで「山地獄」へ足を運んでいる。
座右の銘は「積善余慶」。祖父も座右の銘にしており、「善をなせば、孫の代まで幸せが訪れる」という意味。
亀川在住で妻、長女、長男、ペットは4年前から亀を育てている。