別府市人権教育学級の閉級式

様々な人権について学び、
閉級式を迎えた講座生

 別府市、別府市教育委員会、別府市PTA連合会は、令和5年度第42回別府市人権教育学級の閉級式を15日午前11時35分、市公会堂で実施した。
 部落差別をはじめ、様々な人権問題について正しく認識し、その解決に向けて、差別のない共生社会の実現をめざすのが目的。6月から始まり、全8回の講座を開いた。
 阿部万寿夫副市長が「未来を生きる子どもたちに、人権の大切さを伝える義務があると思います。ここでの学びを、人権のまちづくりに活かしてもらいたい」。中村悟・市P連副会長は「仕事や育児など、忙しい中で参加していただき、ありがとうございました。学んだことを子どもたちにも話してもらえればと思います」とそれぞれあいさつ。
 受講生を代表して、前田あかねさんが「無意識のうちに、偏見や思い込みなどがあったと思い、見えない差別に気づけました。子どもたちもインターネットを使う機会が多く、差別や偏見が拡散されることもあると聞き、身震いがした」などと話した。