朝日大平山ひと・まち協議会

防災講座でいざという時の備えについて学んだ

 朝日大平山ひとまもり・まちまもり協議会(伊藤敏幸会長)は、防災講座を25日午前10時、市朝日大平山地区公民館で開催した。
 伊藤会長が「地震災害をいつも気にしなければいけません。能登半島地震のことは、自分事だと思っています。熊本地震の時は、基礎知識がなく、まったく何も出来なかったことを忘れないように、危機意識を高めていきたい」とあいさつ。
 5〇(まる)S合同会社の首藤明子予防カフェ代表らが、地震発生時の対応、家庭内での素内について講話した。首藤代表は「考えなくても動けるように、体で覚えることが大切。災害が発生すると、一瞬にして命や生活を失います。どうすれば命を救えるのか、今考えることが重要です。ライフラインが止まったら、家族と連絡がとれなくなったらを日頃から話し合いをしてほしい」と話した。
 また、断水をすると歯磨きやお風呂など日常生活に大きな影響を与える。中でも、トイレが使用できなくなることで衛生面や体に影響が出ることが考えられる。「今では、水がなくてもシートで歯磨きができたり、水が無くても食べられるご飯なども多く出ています」と紹介。ポータブルトイレなどを準備し、参加者は座ってみるなどした。