日出町の一丸副町長の退任式

本田町長から感謝状を受け取る一丸副町長(左)

 日出町の一丸淳司副町長(58)の退任式が29日午後1時半、町役場で行われた。多くの職員が参加した。
 一丸副町長は、昭和63年に大分県入りし、大分県東部振興局地域振興部長、福祉保健部医療政策課長、県立病院事務局医事・相談課長などを歴任し、令和3年4月から日出町で副町長を務めていた。今回、県に戻ることになり、人事異動により、同労委員会事務局長となる。
 本田博文町長が感謝状を手渡して「議会や町民との関係づくり、職員の協議に適切なアドバイスをくれたりしたことに感謝します。デマンド交通でも、何度も頓挫しそうになりましたが、粘り強い仕事で運行にこぎつけました。私としては残念ですが、県に戻っても元気で活躍をし、時には日出町のことも思い出してもらいたい」とあいさつ。
 来賓の金元正生町議会議長も労いの言葉をかけた。
 一丸副市長は「2年4カ月、これまで携わってこなかった分野もあり、新鮮で勉強をさせていただきました。日出町は、魅力のある町だと思います。職員がそれぞれの分野で力を発揮すれば、『住むことに喜びを感じるまち』が実現できると思います。一緒に仕事ができて、光栄でした。明るい未来に向けて、ますます活躍をしてください」と述べた。
 職員から花束を渡され、みんなに見送られながら会場を後にした。