亀川で勇壮に「太鼓山巡行」開催

お化粧をした子どもたちが
山車に乗って太鼓を打ち鳴らした

 亀川の町おこしグループ「さんもく会」(山則正幸会長)は3月31日正午、亀川商店街周辺で「太鼓山巡行」を開催した。
 太鼓山巡行のはじまりは、江戸時代と言われ、男の子を中心に疫病がはやったことから、男の子が化粧をして山車に乗って太鼓を叩いて町内を回るお祭り。現在は、5歳から小学生まで男女関係なく参加できる。開催が途切れたこともあったが、引き継いでいこうと復活させ、現在も続けられている。
 亀の甲広場で八幡竈門神社による神事が執り行われた。子どもたちは、お揃いの華やかな着物姿で山車に乗り込むと、順番に威勢よく太鼓を叩いた。旧国道を通って四の湯公園で休憩をしてからまた亀の甲広場に戻ってきた。
 今年は温泉まつりよりも1週間ほど早く開催され、子どもたちの演奏に沿道の人たちも笑顔で子どもたちを見送った。
 温泉まつり亀川会場では、6日午前10時から亀の甲広場でチラシ寿司無料配布や立命館アジア太平洋大学の学生による中国獅子舞、エイサー、フラダンス、別府溝部学園の大正琴、市立北部中学校吹奏楽部の演奏などの他、キッチンカー、餅つき大会など多くのイベントを開催する予定。