市内7中学校に796人が入学

野中公二校長が新入生徒141人に式辞を述べた

 別府市内の公立中学校7校で10日、入学式が行われ、796人が仲間入りした。
 市立中部中学校の第77回入学式が午前10時、同校体育館で挙行、新1年生141人が出席した。
 新入生が入場後、国歌斉唱。野中公二校長が「皆さん、ご入学おめでとうございます。新入生の皆さん、本年度より別府市立中学校標準服の制服に身を包んだ感想はいかがでしょうか。これまで家族の励まし、友だちの優しさ、先生方の教え、地域の方々の支えのおかげでこうして無事、この日を迎えられたことを一緒に感謝したいと思います。今日から皆さんは中学生です。中学校は大人になるための学校、社会生活の基礎を学ぶ場です。中学校にはいくつかの決まりがあります。決まりの意味をよく理解し、歴史と伝統のある中部中学校の一員として自覚と誇りを持って生活してほしいと思います」と式辞を述べた。
 続いて、松浦倫別府市教育委員会教育委員が教育委員会告辞、川口愛PTA会長が祝辞をそれぞれ述べた。
 このあと、来賓が紹介された。
 新入生を代表して鎌城篤史さんが「扇山の火まつりが今年も故郷別府に春の訪れを告げてくれました。今日、新しい学び舎となる中部中学校の入学式を迎えることができ、心から嬉しく思います。新しい友人や先生と出会い、夢を自分で見つける楽しさなど大きな希望を持っています。一日も早く学校生活に慣れ、中部中学校でしか経験できないドリームスクールを軸とした日々の授業やさまざまな活動に頑張って、自分自身を高めていきたいと思います」と誓いのことばを述べた。