春の全国交通安全運動は今日まで

二輪車を点検する二普協会員
別府市交通安全指導員11人がプラカードを
持って街頭啓発活動を行った
国道10号のレックスホテル付近で街頭啓発
活動をする県自動車整備振興会別府支部員

 「春の全国交通安全」が15日、終了する。
 別府市内では同日朝まで交通安全街頭啓発活動を行っている。
 ▽別府地区二輪車普及安全協会(牧保会長)は二輪車無料街頭点検を11日午後3時、亀川交番前で行った。
 別府警察署交通課員1人が、バイクや自転車を交番駐車場に誘導。牧サイクル、ヒカリ商会、キング自転車、西尾自転車の4店の店主が自転車1台と二輪車11台を点検した。
 牧会長は「タイヤの空気圧、ブレーキの効き具合などは、交通事故の原因になる可能性があるので、確認をしてほしい」と話した。
 ▽別府市交通安全指導員(金澤晋会長)が街頭啓発活動を12日午後4時、テルマス跡地前の国道10号で実施した。同指導員11人、別府市2人、別府警察署交通課1人、大分県交通安全協会別府支部1人が参加した。
 交通安全を呼びかける「携帯電話運転中禁止」「早めのヘッドライト点灯」「脇見注意」「交通安全運動実施中」などのプラカードを持って、ドライバーに注意喚起した。
 ▽大分県自動車整備振興会別府支部(阿部信行支部長)が15日午前7時45分、国道10号のレックスホテル(若草町)付近で街頭啓発活動を行った。支部員11人、別府警察署交通課員2人が参加した。
 そろいの黄色い帽子を着用し、「全席シートベルト」「携帯電話運転中禁止」「脇見注意」などのプラカードを持ち、信号待ちの車のドライバーなどに注意を呼びかけた。
 阿部支部長は「車には、自分の命だけなく同乗者など他人の命も預けている。事故を起こせば、被害者も加害者も生活が一変するので、時間や心にゆとりある運転をしてほしい」と話した。
 また運動期間中、別府市内では死亡事故は起きていないが、大分市で9日午前、車同士が正面衝突する事故が起き、70歳代女性1人が失血性ショックで死亡、男性1人が軽いけがを負った。現場は大分市上詰の県道412号の緩やかなカーブ。警察はどちらかの車が対向車線にはみ出した可能性があるとみて捜査している。