ウェルネス推進し健康増進
今回の機構改革で、所管していた介護保険課が市民福祉部の高齢者福祉課に移管。コロナ禍を経て、健康推進課に新たに「感染症対策係」が設置され、3課8係体制になった。
「健康推進課では、健康の基盤づくり、保険年金課では、生活習慣病の予防などで、病気の早期発見に取り組んでいます。スポーツ推進課では、スポーツ施設の利用を通じて、市民の健康づくりを広めたいと考えています。今年は、全国高校総体の飛込競技が、市営青山プールで行われるので、選手や関係者を温かくお迎えできるように準備をしています」と話す。
また、別府市が推進している新湯治・ウェルネスについて「身近なところでは、健診や適切な受診、バランスのとれた食事、適度な運動、心や体の休養など、自分自身の生活習慣を見直すことからも実践できると考えています。新湯治・ウェルネスを進め、市民の健康に寄与できるように、いきいき健幸部の全職員と取り組んでいきたい」と意気込みをみせる。
大分市出身で、宮崎大学教育学部卒。平成5年に別府市入りし、平成30年に総合政策課付参事として広域圏事務組合派遣、令和4年に健康推進課長を歴任した。
「元々は、教員志望だったのですが、縁あって別府市に採用されました。様々な部署で勤務をしましたが、思い出に残っているのは、2008年の2巡目大分国体で水泳競技の担当をしたこと。水泳の事は何も分からず、どんな準備が必要なのか、競技団体とぶつかりながらも協力してもらい、実施できた」と振り返る。
部長としては「課や係の職員との距離感を大切にしながら、声を聞き取ることを心掛けていきたい」と言う。
趣味は、サッカー。「小学生の頃に始めて、現在は自分でプレーはしていませんが、中学校でボランティアの外部コーチをしたりしています」と笑顔。石垣で妻と1女2男の5人暮らし。