使いやすい新図書館に
教育を取り巻く環境は大きく変化をしている。
コロナ禍では児童・生徒に1人1台のタブレットが配られた。
また、いじめや不登校問題、就学前教育・保育ビジョンにおける施設整備や通学路の整備など様々な課題がある。
「子どもたちが学校に行って『楽しかった、また明日も行きたい』と思えるような学校づくりが大事だと考えています。部活動指導の民間委託も、専門的に教えてもらえると保護者や子どもたちにも好評です」と言う。
新図書館等の建設も進み、令和7年度末オープンを目指している。「工事は順調に進んでいます。市民の皆さんに期待されている施設ですので、使いやすい、行きたいと思ってもらえるように、運営を含めてやっていかないといけません」とした。
別府市出身で、国学院大学法学部卒。平成元年に別府市入り。令和2年に社会教育課長、3年に財政課長、5年に企画戦略部次長兼財政課長を歴任した。
「祖父と父が市議だったので、市政は身近に感じていました。市民一人ひとりの幸せのために仕事が出来ればと思いました。30年ほど前に、姉妹都市であるニュージーランドのロトルア市に1年間、職員として派遣されました。海外で過ごした経験は、その後の仕事にも大きな影響を与えてくれました。先般行われた別府市制100周年記念式典で、当時ロトルア市長だったホールさんと再会できて、堅い握手とハグを何度もしてもらい、うれしかったです」と笑顔。
「また、納税課時代には、当時は職員が徴収に1軒1軒回っていて、お叱りを受けることもありましたが、励まされたことも沢山あり、市民と直接関わり、いろんな面で今に活かされていると思います」と振り返る。
趣味は、ランニング。憧れだった東京マラソンにも出場した。
家族は、妻と男の子2人で、現在は3人で富士見町で暮らしている。