大神回天慰霊祭に20人が出席

大神回天慰霊祭に
県内外から20人が出席した

 大神回天会(魚住修三代表)が大神回天慰霊祭を25日午前10時、日出町大神牧の内の回天記念公園で斎行し、20人が出席した。近くの回天神社には1073柱の御霊が祀られている。
 慰霊祭では、出席者が祭壇に設置した靖国神社神殿に玉串を奉奠、回天神社に向かって遥拝(ようはい)した。奉納吟詠として岳星会会員で師範の牧岳秀(保)さんが「黒木博司大尉辞世の歌」を吟じた。続いて、出席者全員で鎮魂歌「海ゆかば」「大神回天隊の歌」「同期の桜」を合唱した。
 意見交換後、魚住代表が「遠方、近隣から出席そして参拝していただき、ありがとうございました。回天会は日本各地にありましたが、今は大神回天会が日本唯一の回天会となりました。人間魚雷で殉じた英霊の御魂を慰めるべく、この火を消さないように、なんとか頑張っていきたいと思います」とあいさつし、慰霊祭の幕を閉じた。