新支部長に幸勝美氏

会員表彰も行われ、全国会長表彰を受けた
和田代表取締役が謝辞を述べた

 大分県建設業協会別府支部(32社)は、令和6年度第75回通常総会を24日午後5時、ホテル別府パストラルで開催した。出席26社、委任状6社。
 和田修支部長が「地域経済と雇用を支える基幹産業としての使命を果たし、住民の暮らしを災害から守り、道路や港湾などのインフラ整備をすることで地域をつなぎ、公営住宅などの建設に携わることで市民の夢を形にする役割を果たしています。一方で、少子高齢化や担い手不足、資源の高騰など県内の建設業者は厳しい経営環境にさらされ、地域の災害対応の低下も懸念されます。必要な人材を確保しつつ、地域の担い手として社会的な役割を果たしていけるように、支部としてつとめていきたい」とあいさつ。
 議事に入り、令和5年度の事業・決算・監査報告、令和6年度の事業計画案・予算案について審議、承認した。重点事項として▽災害に強い安全安心のまちづくりのための減災・防災対策の推進▽公共事業の協会会員の優遇活用▽建設業の社会的貢献活動・イメージアップ活動の推進▽関係機関との連携など、11の取り組みを行う。また、役員改選も行われ、新しい支部長に幸勝美氏(幸建設)を選任した。
 引き続き、全国建設業協会長表彰及び大分県建設業協会長表彰の伝達、別府支部長表彰を授与した。幸支部長が「良い会員企業が増えることは、別府にとって有意義なことです。良い企業になるには、優秀な社員が育つことが重要。今度も研さんを積み、技術力や人間力をあげてほしい」とあいさつし、それぞれ表彰状などを手渡した。受賞者を代表して、全国会長表彰の和田組の和田修代表取締役が謝辞を述べた。受賞者は次のとおり(敬称略)。
【全国建設業協会長表彰】▽会員=㈱和田組▽会員の職員=縄田徳広(名大工業㈱)
【大分県建設業協会長表彰】▽会員=㈱幸建設▽会員の職員=塚本裕子(㈱大分みらい建設)笠村栄治(明大工業)小林栄治(同)吉野伸哉(同)
【県建設業協会別府支部長表彰】▽会員の職員=田内徹明(三光建設工業㈱)荒金良介(同)佐藤恭則(㈱平野工務店)佐土原圭(同)庄野実(㈱藤良建設)後藤広貴(同)麻生通行(明大工業)原一夫(同)河野俊也(同)石田亜由美(同)