つるみほっこり村ラスト開講式

開講式終了後、学習会で宿題をした子どもたち

 社会福祉法人別府発達医療センターは14日午後4時過ぎ、令和6年度「つるみほっこり村」の開講式を同センター内地域支援センター「ほっと」の地域交流室「たっち」で行った。
 「つるみほっこり村」は、平成28年度から、地域の小学生を対象に、学習支援や交流をしたり「ほっこり」する場として実施してきた。令和2、3年度は新型コロナの影響で休止とし、4年度は荘園・南荘園町公民館で実施、5年度から医療センターに戻したが、今年度で一旦活動を終了することになった。今後は、地域ニーズを踏まえた地域貢献事業を検討する。
 今年度は、市立鶴見小学校の3~5年生7人が参加。首藤辰也センター事務局長が「今回は7人のボランティア講師にお願いしています。単なる学習支援だけではなく、友だちや地域の人と楽しい時間を過ごしながら、学習習慣を身につけてほしい」とあいさつ。
 ボランティア講師を代表して、山添博司さんが「知らないことを知るのは、楽しい事です。疑問に思うこと、分からないことはどんどん聞いてほしい。1年間、楽しい時間を過ごしましょう」。来賓の宇都宮尚代別府市こども部長が祝辞を述べた。
 子どもたちが「苦手な算数を頑張りたい」「文章問題が嫌いなので、頑張りたい」などと決意表明。さっそく宿題を広げて、学習を行った。