別府市の人権問題啓発推進協議会

役員会で今年度の事業計画などを審議した

 別府市人権問題啓発推進協議会は22日午前10時、市役所で令和6年度の役員会を開催した。
 副会長の寺岡悌二教育長が「全ての人々が安心して幸せに暮らすためには、誰もが人権を尊重され、平等な権利を享受できる社会を築くことが不可欠です。しかしながら、現在においても、差別や偏見による様々な人権問題が存在し、多くの人が悩んでいます。本協議会では、問題に対して理解を深め、解決に向けた具体的な取り組みを進めるための貴重な会議。皆さんのご努力とご協力で地域社会全体で人権意識の高揚を図り、差別や偏見のない明るい社会を築いていく新たな一歩が踏み出せると確信しています」と長野恭紘別府市長のあいさつを代読した。
 議事で、令和5年度事業・決算・監査報告、令和6年度事業方針案・予算案について審議、承認した。今年度は▽「差別をなくす運動月間」の啓発活動=横断幕の設置、人権問題啓発推進広報誌の特集号の発行、じんけんフィルムフェスタの開催▽「人権週間」の啓発活動=人権啓発パネル・ポスター展、小中学生人権ポスター展▽人権七夕展示▽特設人権相談所の開設▽無料人権相談所の開設▽人権啓発センター事業の実施、などを行う。
 また、協議会総会については、書面開催とすることが報告された。