一般社団法人別府青年会議所（堀雄太朗理事長）は、「第２６回わんぱく相撲別府場所」を２６日午前１０時、別府市コミュニティーセンター相撲合宿練習場で開催した。小学生３９人が出場し、白熱した試合を展開した。
日本の国技である「相撲」を通じて、子どもたちの心身の鍛錬と健康の増進を図り、地域の大人が協力してその環境を育んでいくことが目的。
開会式では、選手を代表して、内藤千煌さんと井上香菜子さん（いずれも５年生）が力強く選手宣誓をした。
試合は、小学１年生、２年生、３年生、高学年男女の各部門ごとに行われ、小学１年生と高学年男子は２つのパートに分かれて予選を行い、上位２人ずつの計４人で決勝トーナメントを実施。その他の部門は、総当たり戦で順位を決めた。
体格差の大きい試合も多くあり、細身の選手がふんばりを見せて大きな相手に勝利すると、会場は大いに沸き、拍手が送られた。
また、負けて悔しい涙を流す子もいて、子どもたちは最後まで諦めない、強い気持ちで挑んだ。
保護者なども多く駆け付け、「頑張れ」と大きな声で激励し、我が子の雄姿をカメラやビデオに撮っていた。大分県大会には男子は後藤嵐さん（４年）、安本将馬さん（５年）、徳村咲斗さん（６年）。女子は土井若奈さん（５年）、梶山麻憩さん（６年）が選ばれた。
各部門の上位成績は次の通り（敬称略）。
【１年生の部】①坂井陽太郎②中野蓮二郎③七森智貴君
【２年生の部】①梶山養多②首藤誠隆③河村康太郎
【３年生の部】①中野湊斗②松村優輝③奥野雅玖斗
【男子高学年の部】①安本将馬②内藤千煌③安波昴
【女子高学年の部】①梶山麻憩②安本奈未③井上香菜子