20歳代男性が被害に遭う

 別府警察署は5日、特殊詐欺(融資保証金詐欺)の被害を発表した。
 同署によると、大分市在住の20歳代男性が今年5月15日、インターネットで融資に関するサイトを見つけ、入力フォームに名前や連絡先などを入力した。翌16日以降、融資担当者を名乗る人物から男性にSNSで「あなたの収入を確認したいので、口座残高の写真を送ってください」「口座残高に間違いがないか確認したいので、口座のお金を指定口座に送金してください」などといったメッセージが届いた。男性はそれを信じ、別府市内で3回(ネットバンキング、金融機関のATM、ネットバンキングの順)にわたり、指定された口座に振り込む方法で計22万6千円をだまし取られた。
 同署は「融資をするためには、保証金や手数長が必要などと言って、お金を要求するのは詐欺の手口です。お金を振り込む前に家族や警察に相談してください」と呼びかけている。
 同署管内の特殊詐欺被害は今年に入り今回の件も含めて13件約770万円となっている。