乾しいたけを学校給食に

今年も美味しい乾しいたけが
子どもたちに提供される

 別府市椎茸生産組合(田中信行組合長)は、学校給食に「別府産乾しいたけ」約8㌔を寄贈。24日午前10時15分、市役所で贈呈式が行われた。
 田中組合長、大野基副組合長、小手川誠組合員が出席。田中組合長から長野恭紘別府市長に乾しいたけが手渡された。田中組合長は「子どもたちの中には、しいたけを食べない子が多くなっている。少しでも国産の原木しいたけを食べてもらえるようにしたい。品種によってもどす時間が違う。品種が混ざったままもどすと、美味しく食べられないこともある。同じ品種なら、厚みに関係なく同じ時間でもどすことができる」と話した。
 長野市長は「毎年こうして、幼、小・中学生のために、世界一の乾しいたけを提供していただき、ありがとうございます。別府でとれたしいたけを食べ、生産者がどんな苦労をして作っているか、食育の一環になっていると思います。地域の子どもたちにとって、よい経験」とお礼を述べた。
 もらった乾しいたけは、学校給食センターで調理され、雑煮やうま煮、汁物などで提供される。