
コツなどについて話した
別府市子どもの読書活動応援ボランティアネットワークの会(立川敬子会長、個人会員51人・団体会員10)の令和7年度総会が7日午前9時半、市役所で開催された。
議事では、令和6年度事業・活動収支報告、令和7年度事業計画案・活動収支計画案について審議、承認した。7年度は、毎月1回市立図書館の休館日に絵本の勉強会を開催し、学んだことを生かして読み聞かせおはなし会「おはなしひろば」を7月28日午前10時から行う。また、年4回研修会も予定している。
引き続き、松本記念児童図書館の高橋伸子館長を講師に「絵本で子育て・読み聞かせ絵本の選び方」をテーマに研修会を実施した。矢野義知教育部長が「別府市でも、『第3次別府市子どもの読書活動推進計画』に基づいて、子ども自らが本を手に取り、楽しみ、読み聞かせを求める気持ちが叶うよう取り組んでいます」とあいさつ。
高橋館長は「言葉はとても大切で、言語化できないと感情表現を難しくします。子どもの頃からおしゃべりをすることがとても大事。話をよく聞いてあげることが、子どもの言語にとても大切と言われています。本を読んであげることで字が読めなくても物語を楽しむことが出来る。字が読めることと内容が分かることは違う。飾り気なく、心を込めて読み、読んだあとは質問をしない」など読み聞かせのコツなどについて話した。