南小6年生36人が体験

児童は協会員に投げ方のコツなどを
教えてもらいながらプレーした

 別府市ペタンク協会(大塚正信会長)は「第9回別府市教育長杯ペタンク大会」を21日午後1時55分、市立南小学校(利光聡典校長)グラウンドで開催し、6年生36人が体験した。
 開会式で、大塚会長が「体育の時間にするスポーツとは違い、ペタンクはものすごく簡単で誰でもできる。今日は体験してもらった後に試合をしますので、楽しみにしてください」とあいさつし、ペタンクの歴史を説明した。大塚会長が寺岡悌二市教育長のメッセージを代読した。
 児童が3人1チームの12チームに分かれて、プレー開始。他の球技などと違い、運動神経や年齢に関係なく楽しめるスポーツのため、誰でもヒーローになれるスポーツ。
 児童は協会員から投げ方を教えてもらい、投げたり転がしたりしていた。ボールの行方に一喜一憂しながら徐々に慣れてくると、ビュットに近い相手のボールに当てたり、ビュットの近くに寄せるために相手のボールをはじいて道を作るなど戦略を立てて、ペタンクにのめり込んでいた。
 「楽しいし、面白い!」「クラブの時間でもやってみたい」と言っていた。
 終了後、西原凜児童会長が「ペタンクをプレーしたという経験を活かして、これからの学校生活を頑張っていきます」と述べ、参加児童全員で「ありがとうございました」。
 利光校長は「児童は練習するにつれ上手くなっており、ちょっとの時間でしたが楽しめたと思います。何でも経験することが大事と改めて実感できました」と同協会の皆さんにそれぞれお礼を述べた。