
自身の経験から子育てについて話をした
別府市教育委員会は、令和8年度社会教育活動総合事業「子育て応援講座」及び市地域教育力活性化事業家庭教育支援部会第1回「みんなでべっぷ子育てLabo」の開講式と記念講演を12日午前10時、市公会堂で開催した。約30人が参加した。
寺岡悌二教育長が「学校では『聴く』ことを徹底しています。学校、地域、公民館を中心に、保護者も一緒になって別府の子どもを育てていきたい。講座で交流を深めて、今後の地域活動につなげてほしい」。来賓の阿部万寿夫副市長は「子どもたちを取り巻く環境は、多様化、複雑化しています。別府市では、『こどもまんなか社会』の実現を目指して、取り組みをしています。すべての子どもたちが心身共に健康に成長できるように、社会全体で子育てを応援することが大切です」とそれぞれあいさつ。
引き続き、フリーアナウンサーの財前真由美さんが「わが子の心に届く言葉~聴くことから始まる親子の時間~」と題して講演した。2児の母でもある財前さんは「自分がうまくできないことや、パパへのイライラまでも子どもにあたっていたよくないママだったと思う」と振り返り「『早くして』『何で出来ないの』『だから言ったでしょ』といった言葉をよく言ってしまい、自分勝手だったと反省しています。子どもたちは『そんなことなかったよ』と言ってくれますが、自分なりに一生懸命やってきたつもりですが、戻れるならもう一度戻ってやり直したい。仕事を断ったら次の仕事がなくなるかもと思い、仕事優先になってしまい、子どもとの約束が守れなかったり、授業参観や運動会にも行けないことがあった」と当時を思い涙する場面も。
「フリーアナウンサーとして伝えるために、笑顔とあいさつを大事にしてきた。これは、子育てでも同じ。愛と感謝はシャワーのように伝える。いくら思っていても、口に出して伝えていかないといけない。言葉にしないと伝わらない」などと話した。
講演終了後、子育てラボを開き、取り組みについて説明をすると共に、中学校区で話し合いを行った。
