
動きなどを学んだ

別府市消防本部と大分県防災航空隊の合同訓練が15日午前9時、志高湖グラウンドで行われた。約20人が参加。
別府市は由布岳、鶴見岳を管轄している。昨今の登山ブームによって多くの人が登山を楽しむ一方で、山岳救助や林野火災の出動もある。山岳救助の場合、登っていくよりも防災航空隊のヘリで現地まで運んでもらう方が早い。共同で訓練をすることで、相互理解を深め、安全、確実、迅速な行動を行うのが目的。
訓練はじめでは、井元隆文消防署長が「数少ない体験の機会。しっかりと学んてほしい」とあいさつ。今回訓練を受けるのは、令和7年度採用の消防士4人。航空隊員からヘリ周辺での注意点やヘリから降下する時、着地した時の姿勢、ヘリの誘導方法などを細かく聞き、実際にヘリに乗り込んで、航空隊員と一緒に降下。また、ケガをした人になって担架に乗ってヘリで救助される訓練などを行った。
本多輝消防士(20)は「実際に訓練を体験して、現場でどのようなことが行われているかを学べました。要救助者役もやって、救助される人の気持ちが少し分かったので、今後、言葉のかけ方や接し方に生かしていきたい」と話した。
また、別府市立東山幼稚園と小学校の園児・児童が防災学習の一環として、防災ヘリ「とよかぜ」の機体を見学。ヘリに乗り込むと「狭い」「体勢がキツイ」と小学生でも中腰にならないといけない機内に驚いた様子だった。
令和7年度の別府市消防本部から防災ヘリコプター緊急運航要請は4件で、うち3件は山岳救助、1件は林野火災だった。令和8年度に入って、4月に山岳救助で要請を行っている。
