
小規模事業者300社」に
選定されたことを報告
経済産業省の「2025年度はばたく中小企業・小規模事業者300社」を受賞した株式会社関屋リゾートの林太一郎代表取締役と井出克弥アソシエイトが21日午前9時半、別府市役所で長野恭紘別府市長に報告した。大分県からは4社が選ばれ、別府市内では関屋リゾートだけ。
中小企業庁は、経済社会構造の変化に対応して、事業変革や新規事業に挑戦し、地域経済や日本経済の成長への貢献が期待できるモデルとなる、「成長戦略・生産性向上」「海外展開」「GX」「DX」「人への投資・環境整備」の5つの分野で優れた取り組みを行っている中小企業300社を選定している。推薦型で様々な産業から選ばれている。
同社は1900年に創業し、1956年に法人化した。現在は、市内に3施設を運営し、4施設目となるコンドミニアム型ホテルを建設中。受賞したのは、「人への投資・環境整備」部門。「旅で世界とヒトを明るくする」というミッションを掲げ、▽非常日常の体験を通して、お客様の満足を追及する▽常に挑戦する▽仲間を信頼し、共に学び成長するという理念に共感する人を採用する「理念共感型採用」や、若手社員の育成として、育成プログラムをつくり成長を促進していることなどが評価された。新卒採用をする際には、3日間、職場体験をしてもらい入社後のミスマッチを防いでいる。また、長時間労働を抜本的に改革して「完全週休2日制」導入にも取り組んでいる。
関屋社長は「社長が現場にかかりきりになると、会社を成長させられない。時間もかかるが任せられる人を自社で育てようということで取り組んでいます。コストを削りがちなのは、人件費。チェックインからチェックアウトまで無人というところも出てきていますが、やはり人。100%自社で育成しているのがうちの強みだと思います。会社とのマッチングもそうですが、地域とのマッチングも大切」と話した。
長野市長は「働く人が生きがいをもって働くことで、サービス部分が付加価値になると思います。それにより、別府のブランド力が上がる。アンケートでも、リピーターになる人は、サービスや人が忘れられないと答えています。別府にとっての誇りです」と述べた。
